life is better
生活を少しだけ豊かに..
現代の日本社会は、少子高齢化、人口減少、都市への一極集中/地方の過疎化、情報リテラシー格差、生産性の低迷、担い手不足などさまざまな地域課題に直面しています。
行政は、このような地域課題の解決にリソースを割かざるを得ず、日々の暮らしの中で、子どもたちが抱える「小さな困りごと」まで手を差し伸べることができません。
私たちが目指すのは、こどもたちにとってもっと身近で、小さな変化から始まる「まちづくり」です。
私たちは、行政職員として培ってきた公共的な視点や地域との関係性を活かしつつ、こどもたち一人ひとりが主体的に関われる仕組みづくりを進めます。
「まちづくり」と聞くと、大規模な施設整備や観光事業、子育て支援サービスを思い浮かべるかもしれません。
わたしたちは、行政サービスでは手が届きにくい“暮らしのすき間”に光を当て、民間と行政、こどもたちがゆるやかに連携するハブとなることを目指します。
そこでは、立場や世代を超え、誰もが「自分ごと」として地域の未来に関わることができるような、開かれた場を大切にします。
「少しだけ普段の生活を豊かにする」こと。それは決して大げさなことではありません。「ほんの小さな困りごと」の中に、私たちは豊かさの原点を見出しています。
その小さな困りごとを解決していく“少し”の積み重ねこそが、地域全体の幸福感を底上げし、持続可能なまちづくりへとつながっていくのです。
私たちはこれからも、地域の人々とともに考え、動き、喜びを分かち合いながら、ゆるやかに、しかし確かな歩みで「まちの未来」を形にしていきます。
それが、私たち一般社団法人Libの使命です。